噛むことは筋肉を動かすことです。

正しく噛むことで、頭痛や肩こり、腰痛を予防することができますし、こうした症状の改善も見込めます。また、しっかり噛むことが唾液の分泌を促すため、口腔内細菌数が減少し、むし歯や歯周病にかかりにくい環境を整えてくれます。

さらに、正しく噛むことで脳に味や硬さなどの様々なデータを送る咀嚼筋が働き、脳の老化を防ぐ効果も期待できます。
認知症症状の改善した例などもあるように、噛むことと脳は大きなつながりを持っているのです。

食事の時には、噛む運動を行なう筋肉「咀嚼筋」が働いており、食物の硬さや味をはじめとする様々なデータを咀嚼筋が脳に送っています。

咀嚼筋が働くことで「筋肉が動いて外見的なアンチエイジング効果」があるだけでなく、脳がデータを受け取ることで「脳の老化防止」「物忘れ防止」が期待できます。
また正しく噛んで飲み込むことは口腔内の細菌を減少させ、正常な消化を促しますので、免疫力の向上にもつながります。

小さい時に硬いものをしっかり噛めるような口に整えることで顎骨が広がり、大人の歯が生えるスペースが確保できることで、歯並びが良くなります。

そのため、お子様の矯正治療では、あごの骨の成長をコントロールする床矯正や悪習癖の除去などをおすすめしています。上あごは早めに成長が終わってしまうため6歳頃に一度ご相談いただき、下あごの成長コントロールのために10歳頃にもう一度ご相談いただけると安心です。

ブラケットやワイヤーを装着する場合、あまり早く治療を開始してしまうと治療期間がいたずらに長くなってしまうため、最短の治療期間ですむようタイミングを見計らったアドバイスも行っています。

「歯並びを治したい！」という患者様の多くが、年齢関係なく歯並びにコンプレックスを抱いています。お子様の歯並びが、コンプレックスになる前に治療を終えてあげることにより、心の健康に繋がっていきます。

大人になってから行う矯正と比べて、小児矯正ならではの様々なメリットが存在します。
見た目の問題（歯並び）や機能的な問題（発音が悪い、噛み合わせが悪い、など）が気になり始めた親御さんは、一度当クリニックまでご相談ください。

下記に、小児矯正の主なメリットをまとめさせて頂きます。

顎の幅や前後のバランス調整が必要な症例については、本来、外科的な処置が必要となります。

しかし、成長がまだ止まっていない子供の時期に矯正することで、骨格の成長を利用しながら、バランスの良い骨格調整が実現できます。

子供の時期は歯の動きが早いため、抜歯をせずに治療できる可能性が高いです。その分、治療期間も必然的に短縮できます。
矯正治療のリスクとして偶発症（歯肉退縮・歯根吸収など）が懸念されますが、それらの現象も起こりにくくなります。

永久歯列期では、ワイヤーによる治療が必要ですが、子供の矯正の場合はその段階を踏まずに治療を終えることができます。

出っ歯や反対咬合(受け口)は骨格的な問題が大きいため、それを直すには手術がを必要となる可能性があります。
骨格を調整しやすい成長期に矯正を行うことで、手術を回避できる可能性が高まります。

矯正治療では、審美的な結果だけでなく正しい噛み合わせを回復することが最大の目的だと考えています。

その上で、美しい歯並びは健康への第一歩であり、口内トラブルのリスクを減らすだけでなく、全身の健康に大きく貢献してくれます。
当クリニックでは、お口の中の環境を整えることで、患者様が生涯を通じて健康な暮らしが送れるようにサポートさせて頂きます。

当クリニックでは2名の矯正専門医が担当させて頂きます。
小さなお子様から成人の方まで、患者様お一人おひとりに適した方法と期間、また負担の少ない費用で矯正治療を提供しています。

若い方を中心に、「目立たない矯正」のニーズも高まっています。
当クリニックでは、かなり近寄ってまじまじと見ないとわからない目立たないブラケットやワイヤーを使用しています。

通常は床矯正からブラケットやワイヤーを使った矯正に移行する場合、大人料金に切り替わりますが、当クリニックでは定額で最後まで対応しております。

※別途診療代毎回¥3,000～¥5,000（税込）の費用がかかります。